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第三回 紙をおる

第三回以降は、平面から立体へと3次元思考を身につけるためのワークショップになります。

そのために、日本の「かたち」の原点である正方形から派生する√2という比率について解説しました。正方形の一片を1とした時に、その対角線の長さは√2つまり1.4142になること。この1:1.4の比率を「白銀比」と呼んで、これが西洋の黄金比率とは違って日本独特の寸法体系であることを、いくつかの事例から理解してもらいました。そして普段よく使っているA4のコピー用紙やハガキの大きさがまさにこの白銀比の寸法であること。1:1.4を5倍すると、5:7になりますが、これは視覚的なかたちだけではなくて、俳句や詩の世界にも存在して日本の文化に特徴的なかたちを構成する基本になっています。

この白銀比を持った半紙やA4の紙を使って、「折る」ことで空間が構成されること。また折ることで力学的な強度が生まれること。さらに一定のルールに従って紙を折ることで、一枚の紙をとても小さくたためることを実際に体験しました。

​動物などのシルエットを折り紙によって作ることも「折る」ことの一つの遊びとして発達してきましたが、第三回目のワークショップでは「山折利」「谷折り」という基本の折り方を繰り返すことで、空間的なパターンを生成することを実際の紙を降りながら理解しました。「ミウラ折り」「吉村折り」など、産業界ですでに応用されている折り方を自分で折ってみることで、その仕組みを理解できたのではないでしょうか。

課題内容

スライド資料

ICKU170422.005